【どんどん追加予定】新規事業を立案するときのアプローチの仕方まとめ

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新規事業を考えるのって難しいですよね。

一番いいのは、右脳でひらめいて左脳で考えてできる新規事業ですが、右脳のひらめきはインプット×経験×運なので、本当に思いつかないときは苦しかったりします。

そういう時は、右脳のひらめきを左脳で誘導してやることをおすすめします。つまり、思考の入り口まで与えてやって、その中で右脳で考えるというやり方です。

そんな思考の入り口=新規事業立案のアプローチの仕方について、まとめていきたいと思います。(思いついたらどんどん更新します。)

新規事業を立案するときのアプローチの仕方まとめ

成長市場かどうか。

これは一番大切かも。
成長市場かどうかでビジネスの難易度が変わると思います。
もちろん衰退産業でもビジネスは可能ですが、市場が伸びないので既存のパイを取りに行かなくてはならず、成長市場と比較してビジネスの難易度が高くなるということだと思います。

最近流行のビジネスモデル

たとえば・・・

  • C to C
  • キュレーションメディア
  • バイラルメディア
  • ファッションアプリ
  • 宅配系
  • クラウドソーシング
  • 決済
  • 人材
  • IoT
  • 空いているリソース活用していく系
  • 時間貸し

などなど。

やっぱり最新のビジネスモデルは頭に入れておきましょう。
そしてそのビジネスモデルで、まだプレイヤーがいない分野は無いか探してみたりするのがいいと思います。

リクルートがやっている事業の置き換え・最適化

SUUMO、ゼクシィ、リクナビ、リクルートエージェント、じゃらん、ケイコとマナブ、ホットペッパーなど。

リクルートが昔からやっているサービスは、大きな市場にあって、かつ業界の巨人みたいなサービスに育っていることが多いです。
基本は広告・送客モデルなんですが、業界の巨人なので広告費が高騰していたりします。
また完全にマス向けにサービスが最適化されているので、ユーザー側からしても、「こんな機能あったらいいな」みたいなうっぷんが溜まっていたりします。

つまり、リクルートがやっている事業の周辺には、参入余地が生まれている可能性があります。

たとえば、

  • SUUMO
    • キャッシュバック賃貸、HEYAZINE
  • ゼクシィ
    • みんなのウェディング、ウェディングパーク、スマ婚
  • リクナビ
    • Wantedly、ビズリーチ
  • じゃらん
    • Relux、一休

ヤフオクの置き換え・最適化

カテゴリを抜き出して最適化できる余地がありそうです。

たとえばチケットストリートなんかは、ヤフオクのチケットカテゴリを切り出して最適化したサービスだと思います。

雑誌の置き換え

今流行のキュレーションメディアは雑誌の置き換えです。

どの分野の雑誌が売れているのかを調べてみて、キュレーションメディアにできないか考えてみるのもいいかと思います。

TVの置き換え

隙間時間の奪い合いという意味ではTVから置き換えができないか考えてみるのもいいのではないでしょうか。

バイラルメディアなんかは、ワイドショー、バラエティなどの置き換えとも言えるかと思います。

PC中心のサービスのスマホ最適化

  • メルカリはヤフーオークションのスマホ最適化
  • アンサーはヤフー知恵袋のスマホ最適化
  • 755はブログ・ファンクラブサイト・Twitterなどのスマホ最適化

iPhone純正アプリの置き換え

iPhoneの純正アプリってあんまりいけてないことが多くて、大体何かイケてるサービスがありますよね。

地図だとGoogle map、天気だとそら案内、カメラだと各種カメラアプリ、メモだとEvernoteとかとか。

リアルで有料なものを、ネットで無料にする

インターネットを使ってスケールメリットを効かせる

人が解決しているものを、テクノロジーで解決できるようにする

高単価広告分野

とにかくマネタイズがしやすいので、集客メディアが作れれば間違いなく儲かります。

一般的に広告単価が高いのは・・・

  • 人材(ナース、薬剤師)
  • 結婚・婚活
  • 美容・ダイエット
  • ローン、クレジットカード、口座開設
  • 保険
  • 塾、家庭教師、習い事
  • 弁護士、探偵
  • プロバイダ
  • レンタルサーバー
  • 太陽光発電
  • リフォーム
  • 健康食品
  • 中古車
  • ギャンブル
  • 自由診療

などでしょうか。

Wantedlyに出てる会社のイケてる事業をさらに良くする。

じつは・・・・・これが一番ビジネスとして成功する可能性が高いかもです。

スタートアップで人を募集できるというのはある程度ビジネスのニーズがあると確信できているからとも言えます。

ただこの段階ではまだまだ事業が荒削りなことが多いので、これはいいかもというスタートアップの事業をそこより上手くやってしまうというのは成功確立の高いやり方だと思います。

ピーター・ティールもゼロ・トゥ・ワンの中で、「ラストムーバーアドバンテージ」ということを言っていました。終盤を制するものが勝負を制するのです。

高単価広告分野 × 集めにくい口コミ

上記にも書きましたが、広告単価が高い分野は人さえ集めればめちゃめちゃ儲かります。

人を集める最も簡単な方法はCGMメディアを作ることです。

CGMメディアといえば口コミ。ただ口コミが集まりやすい分野はすでにやりつくされてしまった感があります。

そこで、集めにくい口コミをどうにか集めるスタートアップが出てきています。
みんなのウェディング、マンションノート、転職会議などがそうです。
詳しくはこの記事を読んで下さい。
【口コミ数盛りすぎ疑惑】それでも勢いハンパないマンションノート!

ヤフー知恵袋を使ったニーズの発掘

ヤフー知恵袋には、ユーザーが「何かについて困っていること」がたくさん質問として書き込まれています。また回答には、ユーザーが既存行動としてどのように解決しているかも書かれています。ヤフー知恵袋を使ったニーズの発掘については、以下の記事に詳しく掲載されています。

Yahoo!知恵袋、教えて!goo…Q&Aサイトに書き込まれる生活者の悩み、3つのパターン

まとめ

以上になります。

皆様の新規事業立案の助けになれば嬉しいです。
また思いついたら随時更新していきます!

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